海を越えても看護師として働きたい

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私たちが持っている看護師資格は、日本の厚生労働省によって認められたものであり、原則国内でしか有効ではありません。近年日本でもインドネシアやフィリピン、ベトナムなどから外国人看護師の受け入れを行っていますが、私たちと同様の国家試験をパスした人だけが、日本で看護師として働くことができています。同様に海外でも日本の看護師資格のみでは正看護師として病院に勤務することはできません。どうしても病院で正規雇用として働きたい場合はその国の看護師資格を取得するしかないのです。

そこには言葉の壁が大きく立ちはだかります。現地の学校へ入学して受験資格を得て、さらに試験にパスする必要があるため、一般英会話や読み書きはもちろん、専門用語もきちんと理解することが必須となります。また、看護師資格を取得できても、永住権や就労ビザがなければ働くことができません。

病院での正規雇用として働くという方法はなかなかにハードルが高いですが、海外で看護師の仕事をするということが目的なら他の方法でも実現可能です。

一番近道なのはボランティアや災害救助支援活動に参加することです。

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国際協力機構(JICA)という名前を聞いたことはないでしょうか。日本の政府開発援助(ODA)を一元的に行う実施機関として、開発途上国への国際協力を行っています。その一環として医師不足が深刻な発展途上国へ多くの医療スタッフを派遣しています。

派遣されたスタッフは現地の病院に所属して、現地スタッフに対し指導や教育を行うことで現地の医療水準を少しでも高めるよう働きかけます。もちろん現地の人たちの健康管理も行います。参加するにあたり年齢制限は特にありませんが、選考試験があります。合格した後には、現地に派遣されるまでの間、最長で6ヵ月間の技術保管研修と35日または70日間の派遣前訓練を受けなければなりません。派遣期間は原則2年間です。

国や大学病院などが実施している海外研修制度を利用することも、海外で看護師として働く方法の一つです。そのためにはまずその制度を実施している病院へ就職する必要があります。海外研修制度を実施している病院の多くは大学病院ですが、国立の病院などでも実施している施設はあるようです。院内の選考に合格できさえすれば、研修費用や旅費などを補助してもらい、海外でのスキルアップも夢ではありません。

海外で看護師として働くというのは、一般的に考えても簡単なことではないし、とてもバイタリティが必要なことです。しかしそうしたいと思っているあなたにはきっと、そのバイタリティはしっかり備わっているのでしょう。日本を飛び出して世界で活躍するインターナショナルな看護師になってみませんか。

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